経血過多の治療
出血過多、不正出血、月経が長引くという症状は婦人科という意味では腎臓、血を貯めておくという意味で肝臓、血管内に血を収めるという意味で脾臓と関係があります。
この患者さんは肝臓の気滞による胸の張り、経血がドロドロ、腎の陽気が足りないことによる冷え、脾臓の弱りによるむくみ、朝起きられないと言った症状も併せ持っています。
これら全てを総合的に治療していきます。
このため、経血が止まるとともに、経血はサラサラになり、冷えを感じにくくなり、むくみにくくなり、朝もシャキッと起きられるように変わります。
1回かっさ治療をしただけで、顔色はだいぶ良くなりました。
1回目の治療前は気滞どくとくのファンデーションが浮き上がり、変に顔が白く、透明感がなく、シミが目立つ状態でした。
2回目の治療開始前にはこれらが改善した始めたのが一目でわかりました。
体の状態は顔に反射として出ますので、患者さん自身がその変化を感じやすいのです。
これからの顔と体の変化を楽しみに治療していきたいと思います。
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